『水星の魔女』1クール終了で残された伏線・謎をまとめ、考察してみた

2022年10月2日よりTV放送されているガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。先日2023年1月8日に第1クール最終回となる第12話が放送されました。

学園ものの穏やかな雰囲気から一転、テロリスト襲来という本当の戦争に巻き込まれていくスレッタ達。

以後の展開がますます気になります。

本記事では

  • 1話から12話まで1クールで残された謎、伏線のまとめ
  • 第2クールはいつから?全何話なのか?

を確認することができます。

第1クールの内容をしっかりと確認し、第2クールの展開を予想してガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』をますます楽しんじゃいましょう!

第1クールで残された謎

スレッタには兄妹がいる?エアリアルを家族と呼ぶ真相とは

  • よく当たると言われるアリアの占いによるとスレッタには「兄妹がいる」という結果が出た。
  • エアリアルに対して「家族」という認識を持つスレッタ。操縦中もエアリアルと会話するような描写。
  • 前日譚『PROLOGUE』に登場する4歳のエリクト。姿はスレッタの幼少時に見えるが、名前が違う、性格が違う、年齢が合わない(エリクト=スレッタならスレッタは入園時25歳)。

上記からスレッタには家族として大切に思う兄妹がいて、その正体は前日譚『PROLOGUE』に登場するエリクトであり、エリクトはエアリアルに取り込まれているということが予想できます。

兄妹にしてはスレッタとエリクトは似過ぎていると思うのでクローンかもしれませんね。

だとすればオリジナルは幼少時が描かれているエリクトの方で、スレッタが彼女のクローンなのかもしれません。

またクローン技術を用いるならスレッタだけではなく、何人ものエリクトのクローンが存在していたとも考えられます。何人ものクローンたちを総じて「家族」とスレッタは呼んでいるのかもしれません。

洗脳?スレッタと母プロスペラの関係、母の思惑とは

第12話では母プロスペラはスレッタを守るため、兵士を躊躇なく殺しました。

母の行為に衝撃を受け激しく動揺するスレッタ。しかし母の説得によりあっさりと母の行為を受け入れ、その直後にはミオリネを助けるため全く躊躇なく笑顔で兵士を殺します。

そのあまりの切り替えの速さに違和感を覚えます。

「進めば二つ、逃げれば一つ」という二人の合言葉は、一見良い言葉に見えますが、プロスペラがスレッタを意のままに操る洗脳のキーワードなのかもしれません。

クローン・エランの存在。ペイル社の思惑とは

エランがクローンであることが明らかになり、エランが所属するペイル社は表向きは禁止としている「GUND-ARM」(ガンドアーム)を研究・開発していました。

ペイル社が何を考えているのか、クローン技術を有すことが今後(エリクトのクローンでないかと予想される)スレッタにどう関与してくるのか注目していきたいです。

シャディクの思惑。ニカの関係とは?ニカはスパイ?

シャディクはアーシアンで構成させるテロリストとコンタクトを取っており、第12話の襲撃事件の黒幕はシャディクが所属するグラスレー社である可能性が高いです。

またシャディクと何やらコソコソコンタクトをとっていたニカ。

彼女は地球寮所属のアーシアンであり、テロリストの襲撃については知らなかったものの、テロリストと信号通信を行い攻撃を免れました。

これらのことからニカはグラスレー社やテロリストとは別の目的をもったある機関(アーシアンと関係が深い)に所属するスパイであり、シャディクはそれを知っているということが予想できます。

シャディクとニカ、お互いにメリットがあるため協力関係に落ち着いているといった感じでしょうか。

株式会社ガンダムの今後の展開

事業内容は地球寮生らとの話し合いから「パイロットの身体・生命の安全」を前提とした「医療分野の開発」に決定していました。

しかし今後戦争が始まるとなれば、敵勢力と予想されるテロリストがガンドアーム技術を運用していたことから事情が変わってきます。

倫理的リスクを孕むため今まで禁止事項とされていたガンドアーム技術は敵勢力に対抗すべく、研究開発を推進されることになるかもしれません。

そうなれば当初の計画とは異なり、株式会社ガンダムは軍事的な利用価値が生まれ、「人の命を守るガンダム」ではなく「人の命を奪うガンダム」になってしまうかもしれません。

株式会社ガンダムが2シーズンでどのような展開を見せるのか楽しみです。

アーシアンとスペーシアンの因縁、かつて何があったのか。

作中で明確な説明はないものの、アーシアンとは地球圏で暮らす人間と地球生まれの人間を指し、それ以外の宇宙で暮らす人間をスペーシアンと呼称していると考えられます。

スペーシアンとアーシアンは対等な関係ではなく、アーシアンからスペーシアンに対するデモの描写から、アーシアンは経済的弱者であることが伺えます。

またスレッタらが通う学園内ではアーシアンは差別的対象であることも描写されています。

なぜアーシアンだけが差別的感情を抱かれているのか。1クール終了の時点では明かされることがありませんでしが、かつて両者間で戦争があり、アーシアンが負けた。その因縁を現在も引きずっていると考えるとしっくりときます。

敗戦国として多額の負債を負ったアーシアンの復讐心が第12話のテロリストの襲来に繋がったのかもしれません。

第2クールはいつから?全何話なの?

第2クール開始のスケジュール

2023年4月 毎週日曜午後5時

MBS/TBS系全国28局ネットにて放送開始

全何話なの?

現時点で全何話で完結するのかは未発表です。

ですが第1クールの最終回が第12話だったことから、第1クールが全12話ということははっきりしました。2クール目も放送されることが確定しているので、現状では全24話以上ということは言えるでしょう。

これまでの『機動戦士ガンダム』のTVシリーズは4クール(1年間)放送されることがほとんどであり、現状「全2クール」という情報はないことから、4クールで完結、つまり全48~51話くらいの可能性が高いと考えられます。

まとめ

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の1クール終了時点で残された伏線と謎をまとめ、考察してみました。

2クール放送開始が待ち遠しいですね!

2クールをしっかり楽しめるよう情報整理、復習しておきましょう。

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