上原ひろみが手がける『ブルージャイアント』音楽陣コメントまとめ!

「音楽が聞こえてくる漫画」で知られる名作ジャズ漫画『BLUE GIANT(ブルージャイアント)』が2023年にアニメ映画公開されました!

その音楽を担当したのが天才ジャズピアニストとして名高い上原ひろみさん!!

今回は上原さんはじめ、映画『ブルージャイアント』の音楽を担当したアーティストの映画に対するコメント、意気込みをまとめました!

また映画監督である立川譲さんの音楽に対するこだわりや、サウンドトラック情報についても調べました!

ぜひチェックしてみてください!

映画『ブルージャイアント』の声優キャスト一覧!意気込みコメント「大は自分を見ているようだ」

上原ひろみが手がける『ブルージャイアント』音楽陣コメントまとめ!

上原ひろみ(劇中音楽、沢辺雪祈のピアノ演奏担当)

劇中のほぼ全ての音楽を書き下ろし、さらに雪祈役のピアノ演奏を担当した上原さんのコメントをまとめました!

劇場アニメが決まる前、原作を読んだ時から「勝手に曲を書いていた」

上原さんは、劇場アニメ化の話が出てくる前から原作の漫画を読んでいて、

なんと勝手に曲をイメージして、既に作曲していたというから驚きです!!

もうアニメ化が決まる前から。

音が聞こえてきてたんでもう書いてたんですよ。

それは原作にもう、楽譜が乗ってたりします。

ちなみにBLUE GIANTの原作漫画第3巻の巻末オマケ「Omake of BLUE」には、原作者である石塚真一さんが上原ひろみさんのライブを見に行った時の感想マンガが載っています!!

石塚さんは上原さんについて

ここでは上原ひろみのピアノがどんな感じなのか、超個人的意見としてお伝えします。

まず驚くのがその技。

とてつもないスピードで繰り出される音、また音。

マンガで描くとしたらこういう状態、手が8本です。

そして彼女特有のメロディー…

いろいろな景色やモノ…

お花畑だったり荒れ狂う海だったり…

おいしそうなお菓子やケーキだったり、なんだか色々なイメージが浮かんできます。

マンガで表現しています!!

その表現やまさに、音が聞こえてくるよう…さすがです!

文章だけでは伝わらない〜!!一見の価値ありのマンガです!!

人生で一番大切にしている「挑戦をし続ける」ということ

上原さんは今回、映画の背景で流れる音楽である劇版を担当したことと、沢辺雪祈役として自分の演奏ではない音楽を演奏すること、2つのことに初めて挑戦しています。

人生で自分が一番大切にしていることが「挑戦をし続ける」ということで、

今回この映画で音のない原作をアニメーションにするという監督の挑戦があり、

俳優さんたちが初めて声優に挑戦をするという挑戦があり、

私も初めて映画の劇伴をフルで担当するという挑戦があり、

そして私たち一人ひとりミュージシャンが自分でない人間の音を演奏するという挑戦があって、

本当このお話も挑戦に満ちたお話なのでそこは重なっているというか、

この作品に関わった全ての人のチャレンジを感じていただければ嬉しいです。

とこの作品の「挑戦」について語ってくれました!!

このコメントだけで不思議とやる気が湧いてきます…今日は何かに挑戦しよう!!!

「こんなラッキーあるんだな」

宮本大のサックス演奏を担当した馬場智明さん、玉田俊二のドラム演奏を担当した石若 駿さんの起用について、上原さんが驚いた!!というエピソードが…

馬場くんと石若くんは別々のタイミングでこのプロジェクトに参加することが決まったんですけど、

レコーディングの時に二人とも札幌出身で幼少期の頃から一緒に演奏していたということが分かりまして、

びっくりしたんですね!

この作品の玉田と大の関係と重なることがあったので、こんなラッキーあるんだなと思って…

3人でジャス(作中のバンドグループの名前)に近い関係を作り出すことができました

本当に、縁って不思議なものですね〜!

馬場智明(宮本大のサックス演奏担当)

主人公・宮本大のサックス演奏を担当したのは、国内外の有力奏者を対象にしたオーディションで満場一致で選ばれた、馬場智明さん!!

「音が聞こえてくるような漫画」といわれてきた『ブルージャイアント』。

実際に音を出すのはすごく…ちょっと怖い部分もあったんですけれども…

よりたくさんの皆さんにこの音が届くように祈ってます。

とコメント!!

確かに、宮本大の強烈な音というのは原作マンガを読んでいる人なら誰しも想像しちゃっているので、それを実際に表現するとなるとプレッシャーが計り知れない!!

僕は常々、自分の演奏もそうなんですけど、ミュージシャンにとって一番大事なのは音、音が一番大事だと思っていました。

特に宮本大っていう人は彼の音、一音最初にバッて聞いただけで全員が圧倒されるというか…

18歳でまだ拙い、まだまだ上手とは言えない演奏かもしれないですけど、ただその音一つで人を感動させるというのは

やっぱりミュージシャンの目指すところであるなと思ったので、

音を力強く…

説得力のある音を出したいとは、常に思っていました。

(上原さんと)こうしたらもっと宮本大なんじゃないかとか、こういうふうに吹いてみようとか、

僕もこんなのどうですかとかっていうのを常々話して、メールしてっていうのをずっとやっていました。

監督とも一緒に、こんなのが宮本大の音なんじゃないかていうのを探りながらやっていました。

俳優の方々が、自分とは違う人を演じるように、今回の作品ではアーティストたちが自分とは違う人の音楽を演じる…!!

いつもとは勝手が違うため演者には大変な作業でしょうが、観客としてはここがこの作品のポイント、聴きどころになってくるように思います!!

石若 駿(玉田俊二のドラム演奏担当)

全くの初心者からどんどん成長していく玉田のドラムを担当した石若 駿さんは、プロのアーティストでありながら初心者の音を演奏する事に…

難しかったです!!

毎日ドラム演奏しているんですけど、この玉田の演奏は…。

どうやったら初心者のドラムの演奏になるかっていうのは色々試しました。

スティックの普段持っている持ち方じゃないので持って、角度もこうしたらちょっとぎこちない、

始めたての方の音が出せるかな、とか。

(上原さんから)「まだうまい、まだうますぎる、もっと初心者に」っていう客観的なジャッジを受けまして…。

プロならではの悩みですね〜!これは大変そう…!!

上原さんは、石若さんの演奏について

どんどんどんどんドラムと仲良くなっていく様子が描かれている

と表現していました!!少しずつ変わっていく、その変化に着目して作品を見たいですね!!

立川譲(監督)

劇場版アニメーションという媒体で作品を作ることについて、この作品の監督、立川譲さんはこんなコメントをしています!

テレビアニメーションですとそれぞれのご家庭の環境で、

もしくは最近だとタブレットやスマホでご覧になることが多くなってきていると思うんですけども、

劇場公開であればラウドネスっていう音の制限がかなりテレビより幅広いし、

素晴らしい音響システムで是非「音を体験する」という行為をしてもらいたい、

ということで今回映画化という運びになりました。

音楽に対する強いこだわりが感じられるコメントですよね!!

これはぜひ、映画館で見るべき!!!

サウンドトラックも発売!!

なんとサウンドトラックも販売されています!

筆者も聴いてみましたが、かなり、かなり贅沢な内容!!ほぼ全ての曲が上原ひろみさんによる書き下ろしとなっています!!

上原さんは、

劇伴については、ワンシーンワンシーンの感情のサポートをできるように監督と細かく打ち合わせて作りました。

バンドの曲はこのお話の持つ情熱が伝わるように、ということを考えて作っています。

この作品のレコーディングに参加してくださった全ミュージシャンが

この『ブルージャイアント』という作品に参加できることを本当に誇りに思って、魂を込めて、120%の演奏をしてくれたので、感謝の気持ちでいっぱいです!

とコメント!!

一聴の価値ありです!!

まとめ

アニメ映画『ブルージャイアント』の音楽を担当した上原ひとみさんはじめ、馬場さん、石若さん、立川監督の作品に対する熱い思いをまとめました!!

最高の音響環境で、こだわりの音楽に体をひたす…!!そんな体験を逃す手はありませんよね!?

最後までご覧いただきありがとうございました!

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