2022年の参議院選挙で初当選し、毎日のようにニュースを騒がし話題が絶えないNHK党のガーシー氏ですが、
そもそも「ガーシー」ってなに?外国人?
そう思われた方も多いのではないでしょうか?
今回はガーシーこと本名・東谷義和さんが「ガーシー議員」とニュースなどで報道されている理由や
通称「ガーシー」の由来について調査してみました!
またそもそも通称やあだ名、芸名などを議会や政治活動に使ってもいいのか、
使うとしたらどんな手続きを踏むのか、ということについても調べています!
さらにガーシー議員の他にも芸名など通称を用いた議員さんはいるので、そちらもチェックしていきます!
ガーシー議員はなぜ「ガーシー」?
ガーシー議員こと東谷義和さんは兵庫県生まれの生粋の日本人!
「ガーシー」というのはいわゆるあだ名です。
東谷(ひがしだに)→ひがーし→ガーシー
という変遷を経たものと思われます。
東谷さんは元大人気YouTuberで、東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】というチャンネル名のもと活動を行なってきました!
そしてYouTuber時代の生配信中に、議院議員選にNHK党公認で立候補することを発表したのです!
本名より浸透していた通称「ガーシー」を選挙にも使った方が良いという判断があったのでしょう。
インパクトも絶大ですよね!!
滞在する中東のドバイからネットで選挙活動という異例の方法ながら、選挙期間中一度も日本に戻ることなく
見事初当選を果たしたガーシー議員!!
かくして本名・東谷義和さんは通称「ガーシー議員」で国会活動することになったのです。
なおカタカナだけの通称は参院では2例目で極めて珍しいとのこと!
(1例目はフィンランド出身のツルネン・マルテイ氏(民主党))
参議院では「あだ名」を使って活動できる!
そもそも議員は通称や芸名、あだ名などを使っても良いのでしょうか?
参議院の公式ホームページの情報によると、
平成9年(1997年)6月9日の議院運営委員会理事会決定で、参議院でも通称の使用が認められています。 議院運営委員会理事会の協議を経て、議長が許可します。
とあります!
ガーシー議員も通称を用いることについて
議会への申請を行い、しかるべき手順をふみ、正式に許可をもらって活動しているのですね!
それにしても本会議場の名札「ガーシー」のインパクトは相当なものですよね…!!
まさかの印鑑にネットで話題!
ガーシー議員が所属するNHK党。
その党首である立花氏の公式ツイッターで公開された、ガーシー議員の公式文書についてネットで話題になっていました!!
画像右上、ガーシー議員の署名に付された印鑑にご注目!!
カタカナで縦に「ガーシー」とは、意表をつかれました!!!
TwitterなどSNSでは、
・ガーシーのハンコはガーシーか
・東谷とかじゃなくきっちり『ガーシー』なの草
・判子が
ガー
シー で草
・ガーシーのハンコが可愛い
などなど驚きのコメントが寄せられていました!!
芸名を使った有名議員は他にも!
ガーシー議員の他にも通称を使った議員活動を行なっている方はいます。
主にタレント出身の議員がそのまま芸名を使う、という場合が多いようです!
ガーシー議員と同選挙で同じく当選した
生稲晃子氏(自民党)や中条きよし氏(日本維新の会)、水道橋博士氏(れいわ新撰組)らも通称使用を認められました!
過去には扇千景氏、大橋巨泉氏、アントニオ猪木氏らも通称を使用しています!
まとめ
ガーシー議員こと本名・東谷義和さんが「ガーシー議員」と呼ばれるわけは、
・名字に由来したあだ名で
・YouTuber時代の活動名だったこともあり本名より浸透性が高かったため、
・公式に申請を行い、手続きを経て認められた議員名だから
ということでした!!
話題に事欠かないガーシー議員ですが、今後政治家としてどのような活動を展開してくれるのか楽しみですね!
最後までご覧いただきありがとうございました!!