難関であるプロ棋士編入試験に合格、歴史的快挙を成し遂げた小山怜央さんの師匠は誰なのでしょうか！？
そもそもアマチュア出身の彼に師匠がいるのか？
気になったので調べました！
また小山さんについて、現役の棋士たちのコメントもまとめたのでチェックしてみてください！
さらにさらに、プロ棋士編入試験に合格することがどうすごいのかについても調べたので、参考にしてください！！
- 小山怜央さんの師匠
- 小山さんの快挙について、現役の棋士たちの反応
- プロ棋士編入試験はどんなもの？
小山怜央さんの師匠は誰？
小山さんは2008年8月の15歳のとき、北島忠雄七段の門下として関東の奨励会入会試験を6級で受験。
結果は不合格、奨励会入会を断念することになりました。
以後アマチュアとして小山さんは将棋の腕を磨いていくわけですが…。
当時の縁で北島忠雄七段が師匠として、プロ棋士編入試験受験の推薦をしたのではないかと予想されます。
というのも、プロ棋士編入試験の受験申し込みは「師匠（受験の推薦を受けたプロ棋士）を通じて提出」することが義務付けられ、また受験資格には「四段以上の正会員の推薦のある者」とあります。
つまり小山さんがプロ棋士編入試験の受験申し込みをするためには必ず師匠（四段以上の正会員）の推薦が必要なのです。
そのため、小山さんの師匠は北島忠雄七段と予想されますが、正確なところは現状分かっていません。
小山さんの快挙について、現役棋士たちの反応は？
トップ棋士である羽生さんは自身のTwitterでコメントを寄せました！
プロ編入試験の資格を得たことに対するコメントですね！
「アマの方はあるレベルに達すると適度な相手が少なくなる」とあるように、
”アマ名人”という現状に満足せず、より高い目標を持ち続けるというのは、すごいことだなあと改めて感じます！！
プロ編入試験の対戦相手の一人である横山四段は小山さんの戦法ついて
「棋士よりも正統派。きれいな差し回しが特徴でかなわないと思いました」
とコメント！
日本将棋連盟会長の佐藤康光九段は
「この度の棋士編入試験の合格、誠におめでとうございます。第一局から素晴らしい内容と思いました。見事な戦いぶりでした。これから棋士として、益々のご活躍を期待いたします」
とコメント！
小山さんの対局にずっと注目していた、と話したのは過去特例で編入試験を受けて合格した瀬川晶司六段。
「奨励会経験のないプロの誕生は大きな意味を持つ。10代後半から20代にかけて棋力が伸び、アマチュア棋戦で活躍してプロを目指すという点で意義深い」
とコメントしました！
プロ編入試験はどんなもの？
前述した通り、そもそも「資格を得ることがすごい」と羽生さんがコメントしていましたが、果たしてどうすごいのでしょうか？
ここではプロ編入試験の受験資格、受験料、どうすれば合格になるのか試験のルールをまとめました！
- 現在のプロ公式戦において、最も良いところから見て１０勝以上、なおかつ６割５分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者
- 四段以上の正会員の推薦のある者
そもそもアマがプロ公式戦に出場するのが非常にハードルが高い！
主要アマ棋戦での優勝や上位進出によって初めてプロ公式戦への出場資格が得られるのです！
その上で１０勝以上、かつ６割５分以上の成績となると非常に狭き門だということがわかります。
50万円（税別）
た、高い…！！
受験料なので、当然合格でも不合格でも関係なく、受験したことに対して支払わなければならない料金です！
受験には相当な覚悟が必要なのですね…！！
ちなみに20年3月にプロ編入試験を合格し、プロ入りを果たした折田祥吾五段はプロ編入試験の受験料をクラウドファンディングで募りました！
棋士との５番勝負（試験官は新四段５名を棋士番号順に選出）
※持時間３時間
※対局は将棋連盟の公式戦対局規定に準ずる
※１局目に振り駒、以下５局まで先後交代
※５対局中３勝で合格、フリ―クラスへの編入資格を得る
※合格者は４月１日付または１０月１日付で四段となる
現役のプロ棋士である新4段棋士５名との五番勝負で、３勝すればプロ入り！３敗すれば不合格！というルールですね。
小山さんは、第1局で徳田拳士四段に勝利！
第2局では岡部怜央四段に勝利で連勝！！
しかし第３局で狩山幹生四段に敗れ2勝1敗！！！
第4局で横山友紀四段に見事勝利し、編入試験合格となりました！
まとめ
奨励会未経験者でありながら、プロ編入を勝ち取った小山怜央さんの師匠について調べてみました！
北島忠雄七段と予想されますが、現状では絶対そう！！とは言えないところ…。
小山さんは４月１日付で正式に4段、プロ棋士となるのでその際正式な発表があるかも知れません！！
これからの彼の活躍、非常に楽しみです！！
ここまで読んでいただき、ありがとうございました！