フェアアイルベスト完成!三國万里子著「冬の日の編みもの」より

三國万里子さんの「冬の日の編みもの」に紹介されている中から、フェアアイルベストに挑戦しました。

美しい色配置に、想像力が掻き立てられます。

「フェアアイルベスト」をざっくり5段階評価

今回編んだ作品について、私が感じたままに勝手にざっくり5段階で評価してみました。

この作品の評価
編みやすさ
(3.0)
面白さ
(3.5)
デザインの美しさ
(3.0)
コレクション性
(4.0)
コーディネイトしやすさ
(1.0)
総合評価
(3.0)
  • 10色もの糸を使った編みこみは一見難しそうにも見えますが、メリアス編みの繰り返しなのでいたってシンプル。
  • ベストなので長袖を作らなくていいところは気軽です。
  • スティークへのはさみいれは初めてだったので肩に力が入ってしまいましたが、やってみるとなんともスリリングで楽しい!
  • ベストって、私にとってはどう合わせていいものか、ちょっと苦手です。これを機にコーディネートに取り入れてみたいです。

 

編めばわかる!三國作品のここがポイント

三國さんの作品を編んでいると、彼女ならではのこだわりや、デザインのポイントに気がつくことがあります。

ここでは私なりに編んでいて感じたデザインにおけるこだわりポイントを紹介します。

美しい色使い

本作品のポイントは、なんといっても美しいフェアアイル模様の色使い。

この作品について三國さんは「冬の日の編みもの」で以下のように話しています。

このベストを編むときに思い出していた景色があります。

子どものころ、秋ごとにキノコ採りに入った薄暗い松林。

木立が切れると現れる、ぽっかりと日が射す明るい場所が好きでした。

急に鮮明になった足もとをさらによく見たくてしゃがむと、苔や丈の低い植物、それに積もった松葉が、ふかふかの層を作っていました。

三國万里子「冬の日の編みもの」より引用)

自身が持っている印象を作品に昇華させる、まさにクリエイターの真骨頂です。

こんなこと、私もやってみたい!

例えば、三國さんのフェアアイル模様はそのまま、私だけのテーマを設定して、色だけ替えてアレンジしてみたらどうだろう…?

テーマを「海」にしたら?「故郷」なら?

写真におさまる「風景」から、「個人の印象」、「感情」なんかもテーマにしたら面白いかも。

気軽に自分でアレンジして、自分だけの作品を作ることができる。

ニットの楽しみってこんなところにもあるんだなあと再発見です。

気が向いたときにでもやってみたいなあと思っています。

完成までの経過を紹介

ここではこの作品を作っているところを、写真とあわせて紹介していきます。

材料をそろえる

糸について

指定糸はジェイミソンズシェットランドスピンドリフトの10色。

それぞれの糸についている名前もまたかわいいんですよね。

  • 1020/night howk <75g>
  • 768/eggshell <35g>
  • 318/wood green <30g>
  • 350/lemon <30g>
  • 236/rosewood <30g>
  • 292/pineforest <20g>
  • 286/moorgrass <20g>
  • 400/mimosa <15g>
  • 578/rust <10g>
  • 462/ginger <10g>

糸は全てSHAELAというお店から購入させていただきました。

ふわふわちくちくした毛糸感が少ない毛糸です。

ゴムみたいっていうと、言い過ぎなんですが、なんとも形容しがたい気持ちのいい手触りの毛糸です。

使う針の種類

Rio

近頃は細い針での細い糸編みもすっかり慣れました

根気のゴム編み、楽しい編みこみ

表編みと裏編みを2目ずつ交互に編んでいくゴム編み。

スピードが出ないため根気の作業です。

01フェアアイルベスト 冬の日の編みもの 三國万里子  根気のゴム編みゾーンを乗り越えて、楽しい編みこみゾーンに入ったところ

 

輪針でぐるぐる編みこみ

さあ、ここまできたらひたすら編みこみしていきます。

輪針を使って編んでいくため、ひたすらメリヤス編みでぐるぐるぐるぐる…。

模様を覚えるまちょっと大変ですが、覚えてしまえばすいすい進むことができます。

02フェアアイルベスト 三國万里子 冬の日の編みもの ひたすら、ひたすら進みます。

Rio

自分の手から美しい編地が生まれていくのに、うっとり・・・

減らし目はスピード感が楽しい!

減らし目ゾーンからは一気にスピードアップ!

目の数がどんどん減っていくのが爽快です。

03フェアアイルベスト 三國万里子 冬の日の編みもの

スティークを切る

いよいよ、はさみ登場!スティークに刃を入れていきます。

他の編地を切らないように慎重に・・・。

「冬の日の編みもの」には写真入りで丁寧な解説が入っているので、初めてでも迷わずに進めることができます。

04フェアアイルベスト 三國万里子 冬の日の編みもの ドキドキ・・・
05フェアアイル 三國万里子 冬の日の編みもの き、きれたー!

目を拾って袖を編む

続いて身頃とスティークの間の渡り糸を拾っていきます。

06フェアアイルベスト 三國万里子 冬の日の編みもの

そしてゴム編みで袖を編んでしまいます。

07フェアアイルベスト 三國万里子 冬の日の編みもの 袖のゴム編みが編みあがったところ

スティークの始末

裏返してスティークの端2目を切り落とし、残したスティークを内側に折り込んでまつります。反対の袖も同様に始末していきます。

08フェアアイルベスト 三國万里子 冬の日の編みもの

前衿を編む

前衿パーツををゴム編みで作っていきます。

09フェアアイルベスト 三國万里子 冬の日の編みもの 蛇みたい!

前のスティークを袖同様に切り、前衿をつけます。

切れ端を始末し、ボタンをつけます。

完成!

10フェアアイルベスト 三國万里子 冬の日の編みもの シャツに合わせてみました

 

 

この作品を作るのに必要な材料

この作品を作るのに使った用具と参考にした本のリンクを集めました。

ジェイミソンズシェットランドスピンドリフトの毛糸はSHAELAというお店から購入させていただきました。

 

 

三國マラソン、11作目!

私が挑戦している「勝手に三國マラソン」の第11作目となりました。

11 フェアアイルベスト 三國万里子 冬の日の編みもの 一作品完成するたびに、マフラーに色がついていきます。

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